舞鶴市~病院再編~
2003年の舞鶴市民病院の内科医13人の退職から始まった、京都府舞鶴市の病院再編問題。
舞鶴市民病院の医師が引き上げ始め、病院自体の診療を縮小するも毎年大幅な赤字を出し、市民の税金が投入されている。
2004年度から始まった新臨床研修医制度もあり、他病院の医師も引き上げなどによる診療体制維持に困惑を招いた。
その窮地に、府が動き出し市とともに公立病院の再編協議が始まった。
まぁ、確かに10万人にも満たない地方都市に、公的病院が4つもあるのは多いですね。
舞鶴は、昔から軍港の町として栄え、それにより身分に分かれて病院も違っていたように聞いています。それが、市民,国立,共済の前身のようです。
舞鶴市は、西,中,東というように地域が分かれていて、市民,国立,共済と東地区にあるため、病院がない西地区の住民が赤十字に働きかけ西地区に赤十字が設立されたようです。
で、現在の市民,国立,共済,赤十字の系列大学は、京都府立医大,京都大学,金沢大学,福井大学と、京都以外の大学の学閥も存在し、これまた難しいことになるわけです。
さらに、経営状況も違うわけです。舞鶴共済病院はここのところ黒字と聞いていますが、それ以外は赤字かとんとんか。
また、経営母体の違いにより合併が困難になっているのも事実。法律により、合併は無理という結論を出した共済病院もあります。唯一の黒字を出している病院でもあるのも理由でしょう。
共済が合併から抜け、3病院での合併協議になっていますが、これまた勢力争いで困惑を極めていました。また、新病院の設立場所も問題でした。
あと、国に申請した基金も政権交代や不況により削減されるなど、資金面でも困難な状態にありました。
が、しかし先日の独立行政法人の事業仕分けの中で、話題に上がったこともあり、力強く前に進みだしそうに思えます。
国立病院機構に対して、舞鶴市の病院再編を進めていきなさいという評価者からの要望が出ていました。国としても、出来る限りのバックアップをするように感じます。
国立病院機構舞鶴医療センターは、精神医療の基幹病院に指定されています(155床)ので、この部分をどのように移設するのかが、注目すべきですね。
舞鶴市民病院の医師が引き上げ始め、病院自体の診療を縮小するも毎年大幅な赤字を出し、市民の税金が投入されている。
2004年度から始まった新臨床研修医制度もあり、他病院の医師も引き上げなどによる診療体制維持に困惑を招いた。
その窮地に、府が動き出し市とともに公立病院の再編協議が始まった。
まぁ、確かに10万人にも満たない地方都市に、公的病院が4つもあるのは多いですね。
舞鶴は、昔から軍港の町として栄え、それにより身分に分かれて病院も違っていたように聞いています。それが、市民,国立,共済の前身のようです。
舞鶴市は、西,中,東というように地域が分かれていて、市民,国立,共済と東地区にあるため、病院がない西地区の住民が赤十字に働きかけ西地区に赤十字が設立されたようです。
で、現在の市民,国立,共済,赤十字の系列大学は、京都府立医大,京都大学,金沢大学,福井大学と、京都以外の大学の学閥も存在し、これまた難しいことになるわけです。
さらに、経営状況も違うわけです。舞鶴共済病院はここのところ黒字と聞いていますが、それ以外は赤字かとんとんか。
また、経営母体の違いにより合併が困難になっているのも事実。法律により、合併は無理という結論を出した共済病院もあります。唯一の黒字を出している病院でもあるのも理由でしょう。
共済が合併から抜け、3病院での合併協議になっていますが、これまた勢力争いで困惑を極めていました。また、新病院の設立場所も問題でした。
あと、国に申請した基金も政権交代や不況により削減されるなど、資金面でも困難な状態にありました。
が、しかし先日の独立行政法人の事業仕分けの中で、話題に上がったこともあり、力強く前に進みだしそうに思えます。
国立病院機構に対して、舞鶴市の病院再編を進めていきなさいという評価者からの要望が出ていました。国としても、出来る限りのバックアップをするように感じます。
国立病院機構舞鶴医療センターは、精神医療の基幹病院に指定されています(155床)ので、この部分をどのように移設するのかが、注目すべきですね。
この記事へのコメント